タンポポは風に乗って漂い続ける。 綿毛は風に流され、故郷を離れて遥か遠くへ旅立つ。 ただひとり漂うその種は、いつか自らの帰る場所を見つけられるのだろうか。 それはきっと、砂漠でたったひとりの、そのタンポポを愛してくれる人に出会ったとき。