
『第3回:21世紀発・新しくも回帰なロック特集』 ~聴き逃してはいけないサウンドがここに~ 実は初めての場所でロック講座を行う際に、先ずテーマに持ってくるのがコレ。 2000年以降にデビューしたバンドやアーティストを集め(中には90年代末デビュー のバンドもあるが)、往年のロックファンに聴いてもらうのが目的である。 なぜそんなことをするのか? 私ばぐーす長谷川、長年FMラジオにてロック番組を担当し、さらには多くのロック 講座も行ってきたが、どうしても気になることがある。それは“若い音楽ファンはアル バムとして聴くという意識が薄い”ことと“往年のロックファンは新しいバンドに対し て少し冷ややかである”ということ。前者は現代のスタイルを考えるとどうしようもな いことだと納得しているが、後者に関しては個人的にどうしても解せない...という理 由から、最初にこのテーマを持ってくるのである。 「そんなことないよ、新しいのも常に聴いているし探しているよ」という人ももちろ ん居るが、ハッキリ言ってそういう人は少ないというのが現状だと私は認識してい る。 そこで“ローリング・ストーンズやフェイセズ、レーナード・スキナードあたり好き でしょ?じゃぁ、コレも聴いてみてよ”という意味を込めて【21世紀発・新しくも回帰 なロック特集】を最初に持ってくるのである。 昔のモノを正当化し、現代のモノを揶揄するのは簡単である。しかし一度で良いか ら、ロック・ミュージックのムーヴメントが生まれにくくなった21世紀以降のロッ ク・ミュージックをじっくりと聴いてみて欲しい。皆さんにとっての、“聴き逃しては いけなかったサウンド”がその中にあるかもしれないから。